代表取締役 駒沢 宜重
材木屋として生き、
たどり着いた家づくり
「ワシももうすぐ60歳や。世間ではワシも定年やから後はお前がやってみろ!」
私が28歳の時、突然父親から言われた一言でした。
高校卒業後、進学を勧める親と意見が合わず、家を飛び出し土木作業員としてあちこちを転々とする日々を送り、20歳すぎで家業である現在の会社に戻ってきて、28歳になる頃に上記の伝達を受け、代表取締役となりました。
この頃、当社は「駒音製材工業株式会社」という称号で、いわゆる「材木屋」であり、原木市場で丸太を買い、製材をして、大工さんに木をお届けするというのが仕事でした。毎日が「木」に囲まれた生活で当時私の体からは「木」の匂いがしていたと思います。
そんな材木屋として多くの職人さんとお付き合いさせていただいていた時、ふと“違和感”を感じたのです。何か違う…。工務店が工事を進めていくにつれてお施主様からの笑顔が減っていくのに気付いたのです。原因はすぐにわかりました。
設計図面の資料や打ち合わせが少なく、お客様はこれから建つご自分の住まいの想像がつかないままに工事が進んでいる。営業担当者に伝えた要望が工事内容に反映されていない。初めの契約内容がわかりにくく、追加工事ばかり増え費用がどんどん増えていく。
このようなことは、20年くらい前には珍しい事ではなく多くの現場で見受けられていました。「自分がすべきことは何か」を意識したのはこの時でした。私が辿り着いた答え、それは“お客様に喜んでいただく家づくりを自分自身が提供する”こと。
ひたすら「家」の勉強に励み、志を共有できる仲間や協力業者を集い、お客様に施工過程からご安心いただきながら本当に喜んでいただくことを求め、一歩一歩進みかけたのが「駒音の家づくり」のスタートでした。
「自分がすべきこと」を見つけて、現在はお客様や多くの人々に「必要とされる人間・会社になること」を目標とし、日々努力しています。
お客様の笑顔が住まいづくりと共に増えていく― これが私の「喜(木)」であります。

