自然エネルギー活用住宅「エアサイクルの家」で注文住宅を建てる滋賀県大津市の工務店「株式会社駒音」

住まいのコラム

子育て環境づくりのポイント 2

子育て

「子育て」ってタイヘンなことも多いですよね。でも住まいに工夫があれば、子どもはのびのびと健やかに成長し、親は子育てを楽しむゆとりが生まれます。“子育てがしやすい家”とはどんな家でしょうか?そのヒントをご紹介します。

1. 実は、子育てに最適なのが「和室」

和室であれば、赤ちゃんがお座りしたて頃や歩き始めの頃に、ひっくり返ったり転んだりしても、畳のクッション性が衝撃を受け止めてくれるので安全です。また、オムツ替えも楽にでき、ミルクをあげながら寝てしまっても、赤ちゃんを起こすことなくスルリと布団に移動させられます。子どもが少し大きくなっても、和室に布団敷なら、寝ている間に動き回り、ベッドから落ちてしまう心配もありません。

2.子どもの安全に配慮し「角」をとる

バリアフリーはもちろんですが、よく通る廊下や動線の「角」に丸みをおびた部材を入れることで、ふつかり防止やクロス敗れを軽減できます。ゆっくりと自動で閉まるソフトクローズ機能をの付いた引き戸を選ぶのもいいでしょう。引き戸を閉めたときに、ゆっくりと閉まるので小さな子どもの指挟みを防ぐことができ、思いっきりドアを閉めても大きな音がしません。

3.子どもが片づけやすい収納

おもちゃ・絵本など、まずは片づける場所を必ず背の届く高さに作ってあげることがポイントです。次に持ちやすい大きさのBOXを用意し、お子さんと一緒に分類します。BOXは、床と同じ色合いでそろえると、例えばリビングの1角にキッズスペースがあっても、大人も色をうるさく感じません。片づける場所が確保されていれば、言葉がけによってお子さんは自発的に動き、物も大切にするようになります。

4.家族共有のスタディーコーナー

子どもに個室を与えたうえで、リビングに広めのダイニングテーブルを置き、勉強スペースにしたり、リビングの一角にスタディーコーナーを作るものいいでしょう。リビングで勉強などをさせることで、夕食の支度をしながらでも宿題をみてあげられるので、子どもとのコミュニケーションがとりやすいというメリットがあります。

まとめ

子育てしやすく、コミュニケーションがとりやすい家にすることで、家族の笑顔が増えます。「子育て」は長いようで、実はあっという間です。進学や就職などでお子さんが自立するまでの限られた時間を、家族みんなで楽しく過ごしたいですね。